◎ISO9001 2015年版対応

ISO9001を取得して10年が経過しましたが、その間に

2000年版から2008年版、そして2015年版に改訂されました。

実際は2018年には移行完了が必須ですが、審査日程を考慮すると

今年中に移行を終える必要があります。

 

当社も2015年版に対応するために、品質マニュアルの

改訂作業をしていますが、実は2015年版からは、

品質マニュアルの作成は必須ではなくなりました。

 

ISO9001については下記のような悪評?がよく聞かれます。

1.お金儲けにつながらない。

2.いらない書類を作らされる。

3.日常業務に役立たない。

 

このような悪評に対応するために?(失礼) もしくは

時代のニーズに対応してなのか? 2015年版は

下記の3点が主な変更点となっています。

 

1.トップマネジメント・経営戦略に合致していること。

 ⇒お金儲けとISO9001が連動していること。

2.不要な文書化は省略すること。

 ⇒日常の仕事で不要な書類まで作らなくてもよい。

3.経営の想定されるリスクを盛り込んでいること。

 ⇒災害(BCP)、コンプライアンス等のリスクを考慮して

  事業が継続できるようにする。

 

当社では品質マニュアル等は全て自社で作成して

運用していますが(あたりまえか....)、

上記の3点を踏まえて、品質マニュアルを大幅に改訂して

ISOが会社の経営により役立つものにしていきます。