ISO9001を取得して10年が経過しましたが、その間に
2000年版から2008年版、そして2015年版に改訂されました。
実際は2018年には移行完了が必須ですが、審査日程を考慮すると
今年中に移行を終える必要があります。
当社も2015年版に対応するために、品質マニュアルの
改訂作業をしていますが、実は2015年版からは、
品質マニュアルの作成は必須ではなくなりました。
ISO9001については下記のような悪評?がよく聞かれます。
1.お金儲けにつながらない。
2.いらない書類を作らされる。
3.日常業務に役立たない。
このような悪評に対応するために?(失礼) もしくは
時代のニーズに対応してなのか? 2015年版は、
下記の3点が主な変更点となっています。
1.トップマネジメント・経営戦略に合致していること。
⇒お金儲けとISO9001が連動していること。
2.不要な文書化は省略すること。
⇒日常の仕事で不要な書類まで作らなくてもよい。
3.経営の想定されるリスクを盛り込んでいること。
⇒災害(BCP)、コンプライアンス等のリスクを考慮して
事業が継続できるようにする。
当社では品質マニュアル等は全て自社で作成して
運用していますが(あたりまえか....)、
上記の3点を踏まえて、品質マニュアルを大幅に改訂して
ISOが会社の経営により役立つものにしていきます。