寒い冬が終わり春になり、すくすくと芽が伸び出したバラのつぼみが膨らみ、そしてようやく花が次々と咲くようになりました。たくさんの花が咲くことはとてもうれしいものです。
バラは冬の間に枝を短くする剪定を行い肥料をしっかりと与えて、冬にエネルギーを蓄えます。そして、春先に初めてついた蕾は成長を妨げるので摘んでしまうこともあります。しばらくすると伸びてきた新芽を狙ってイモムシやナメクジ等がそのタイミングで出現してきますから、自然とは実に不思議なものだと興味深く感じます。
つるバラはうまく棚等に誘引してやると見事に咲きますがなかなかうまくいかずにいつも苦戦しています。また、水は基本的に葉にはかけずに木の幹に少しずつかけてやらないと黒点病などの病気にすぐにかかってしまい、そのまま放置しておくと1週間以内に葉っぱが落ちてしまい、酷いと枯れてしまいます。
バラはとても栽培に手がかかり大変なのですが、それ以上に上手く咲かせることができるととてもうれしく感じられますので、どうしてもバラの栽培はやめられません。今年から、ツルバラを這わせるパーゴラ(バラの棚)に塗装をして新たな木を植えたのでうまく育てたいと思っています。
バラの栽培は情熱を注いで一生懸命にじっくりと計画的に育てないとうまくいきませんので、どこか仕事と似ているなと思います。