今、ツイッターや政治の世界でちょっとしたブーム?の『ご飯論法』。
「朝ごはんは食べたか?」「いやご飯は食べていません。(パンは食べたけど)」上西充子twitter
質問に対しての回答ですがうそはついていないが、相手の質問に対して回答の正確さを意図的に欠くことにより、いろいろな解釈が可能となることで、結果として説明責任を逃れるという画期的な論法が『ご飯論法』ということなのでしょう。実にいいネーミングですね。
でも『ご飯論法』は通常のビジネスでもよく使う常套手段ですね....いわゆる『あいまい語』というもの。
「周知徹底します」・・・みんなに知らせてしっかりとやってくれるのかな? とは思うが、「誰が何をいつまでにどうするのか?」実はこれでは何もわからないのですね。
「しっかりやります」「確実にします」「厳守します」等もおなじようなあいまい言葉ですが、では何を気を付けたらいいのでしょうか?
5W1H(いつ(when)・どこで(where)・だれが(Who)・なにを(What)・なぜ(Why)・どのように(How)) 回答に5W1Hをしっかりともれなく入れれば、あいまいな回答はできません。
「昼一から新製品について打ち合わせがあります」←駄目な例
「今日の13時から第一会議室で生産管理部長が新商品開発の進捗状況の確認のため、部次長報告会を行います」←OKな例
私生活では意外とあいまいにした方がお互い都合がいいことも多いのですが、ビジネスの世界ではあいまい語は使ってはいけません(汗)。
信用がなくなるだけでなくて「言った言わない」のようなビジネストラブルに発展しかねませんから....ご注意を!