先週、栄に行く機会がありふらりと丸栄に立ち寄ってみた。そういえば6/30(土)で閉店だったなと思い、店に入ると普段では考えられないぐらい大勢の人が訪れていました。
なぜなら、各フロアは在庫一掃の閉店セールをしているためで百貨店というよりもワゴンセール状態ではないか? レジは長蛇の列ですごく混雑していました。(丸栄の催し物カレンダー参照)
自分も良い物が安く売られているなと思い カバン、靴下、ベルトなど思わず衝動買いしてしまいました(反省)
あと、デパートの屋上と言えばビアガーデン! 昔、自分も飲み放題、食べ放題が栄のデパートの屋上でできるとあって、たまに行きましたが、こちらも終了となってしまいますね。残念です。
創業1615年、400年の丸栄の歴史が幕を閉じることは、単に名古屋の4M(松坂屋、三越、丸栄、名鉄)の老舗百貨店のひとつがなくなるだけではなくて、舶来物が憧れであった古き良き時代が終わり、スマホで買い物する時代に変わり百貨店の存在意義も変わってきました。
名古屋駅周辺は大名古屋ビルのリニューアル、ミッドランドスクエア、高島屋等がとてもにぎわっていますが、一方で栄は名古屋駅周辺に比べて活気がなくなっていますね。また、名古屋を代表する歓楽街の錦三(きんさん、錦三丁目)や女子大小路なども依然に比べるとビジネスマンの接待などは減少していると聞きます。
栄の名物といえばテレビ塔、中日ビル、サカエチカクリスタル広場などが浮かびますが老朽化が進んでいて、テレビ塔は電波塔の役目を終え、クリスタル広場は2019年11月で50周年に合わせてバリアフリー化、中日ビルは2019年3月で閉館します。丸栄の跡地は興和が新商業施設として生まれ変わるとのことです。
名古屋の繁華街といえばやっぱり栄、栄の北に位置する名古屋城や南に位置する大須ともうまく連携をとった活気がある街によみがえって欲しいですね。