2015年に販売された新型プリウスは、2018年12月でマイナーチェンジとなりました。動力性能の変更はありませんが、大きな変更点はデザイン、『クリーンで親しみやすいデザイン ディテールにも強いこだわりあり』とのことです。
親しみやすいデザインへ変更されたということで、フロントはヘッドライトの尖り具合がマイルドに、テールランプは、斬新なたれ目形状から落ち着いたデザインへ変わり、イメージとしてはプリウスPHVのデザインに少し近づいた感じですかね。
2009年の先代プリウスは爆発的なヒットを遂げましたが、発売当時、ホンダのインサイトVSプリウスで他にハイブリット車がない状態でした。しかし、2018年現在、ヴィッツ、アウア、ミニバンからレクサスまでハイブリットはラインナップが充実、また日産等のメーカの追従も含めて、プリウスを取り巻くハイブリット車の環境は大きく変わりました。
プリウスは、世界初のハイブリット車として常に業界を牽引し続けてきましたが、今後はマイナーな改良を加えながら、さらなる燃費等性能面で進化を続けるのでしょうか?、ある意味では世界にハイブリット車を普及させるという一定の役目を果たしたとも言えます。
今回、先進的なデザインよりも少し落ち着いたデザインへマイナーチェンジの舵を切ったということは、デザインも含めてハイブリット車が成熟期を迎えたのだと感じました。次世代は電気自動車、あるいは水素自動車?どんどんと技術は進歩していきますね。