新型コロナワクチンの接種に関して、さまざまなデマがあるようで、河野ワクチン担当大臣のブログでデマについて明確に否定されています。
特にワクチン接種に抵抗感がある人としては、重症化リスクの低い若者や若い妊婦の方は、ワクチン接種の副反応や将来にわたって不安がないか? 心配のある人もいて、接種をしないという判断をする人も増えているようです。
ワクチン接種については、若者は重症化リスクが低いものの、集団免疫の観点から他の人へ感染しづらくなることで、社会全体を守っていくという目的で接種を推奨しています。すなわち、国全体としての集団免疫の獲得して社会全体を感染症から守るという大きな目標です。
厚生労働者のHPにも書かれていることを要約します。
①新型コロナワクチンでわかっている効果は重症化リスクを防ぐこと。
②新型ワクチン接種したら他の人に感染させない効果があるかは、現時点ではわからないこと。
(接種しても新型コロナ前のような暮らしに戻した行動をしてはならない)
③国民全体で新型コロナワクチンを接種できたとしても、集団免疫が獲得されるかは現時点ではわからないこと。
一方で妊婦に対する新型コロナワクチン接種についても副反応のデマが多いですが、厚生労働省HPでは見解を報告しています
内容を要約してみます。
①新型コロナワクチンが妊婦に悪影響を及ぼすことは、現時点では報告されていない。
(妊婦の接種事例は全体としてまだ少ないので、現時点で安全とは言い切れないが、悪影響を証明するエビデンスや事例はない。)
②国内での妊婦への新型コロナワクチンの接種事例が少なくため、国内の治験は現時点ではできていない。
③ワクチンを接種すべきかどうかは、メリットとデメリットをよく検討して判断すること。
(あくまで接種は自己責任であり、任意である前提)
大切なことは、デマに騙されることなく、厚生労働省などのホームページでデータを常に最新の情報を収集して、メリットとデメリットをよく考えて、あくまで、自己責任で接種を行うことが大切なことだと思いました。